どうもyusukeです。
退職代行という新しいサービスが話題になっていますね。
個人的には事業としての新規性が素晴らしいなと思っていましたが、このサービスに対して批判的な意見を言う人もいるようです。
どんな内容なのかというと、
- 大人ならば退職くらい自分でしろ
- 自分で退職もできないやつが、次の職場で上手くいくはずがない
- 退職代行なんて利用するやつはコミュ障
私はこれらの考えには真っ向から反対したいなと思います。笑
なぜ退職代行が必要なのか、サービスとして意味があるのを個人的に考えてみました。
退職代行とは
そもそも、退職代行というサービスは何をしてくれるのか。
アナタがもし会社を辞めたいと思った時に、会社に二度と出社をすることなく、退職の手続きを肩代わりしてくれる。
というサービスのようです。
本当に会社を辞めたいけれど、引き留めにあったり、罵倒されたり、色々と嫌な思いをしそうな場合には活用する価値があると思います。
なぜ退職代行が必要なのか
世の中には、本当に想像もつかないくらいブラックな職場というのが存在します。
・退職する旨を告げた日から、毎日出社をすると反省文を書かされた。
・支店長に退職する旨を伝えたところ、全力でぶん殴られた。
これらは私の身近なところで実際に起こったお話です。
ここまで嫌な思いをして辞めなければならず、それによって精神的におかしくなってしまうようであれば、退職代行を利用した方が良いと思います。
このようなおかしな人々と付き合っていられるほど、人生は長くはないですからね(笑)
私自身が経験した退職活動の困った経験
私が実際に経験をしたのは、前述した反省文、それから執拗な上司、事業部長との面談などでした。
それぞれ体験別にご紹介したいと思います。
日系の大手金融機関での実例
まず反省文は、日系の大手金融機関を退職する際に起こった出来事です。
当時の上司に退職をしたい旨を伝えたところ、「ちょっと待っていろ」と言われ、渡されたのが便箋とボールペンでした。
反省文を書けるだけ書いてみろ、と。
マジで頭いってるんじゃないかと思いました。こういうことしてるから、退職するんだよ、と。思いましたね。
しかもそれが、2週間くらい、毎日ですよ。
だんだん書くこともなくなってきます。っていうか、そもそも反省なんてしていないですからね(笑)
退職したいだけなのに、何を反省すれば良いんだという・・・
こういう日系の大手企業でさえ、こういった頭のおかしい扱いが起こりえます。
外資系企業でもある退職時のいざこざ
さらにもう1件私が経験したのは、外資コンサルを転職する際のできごとです。
コンサル業界では、ライバル企業からの引き抜きは頻繁にあります。
そして、条件面次第では転職する人も多いです。
私もその一人だったわけですが、退職の旨を人事部に伝えた日から執拗な面談が繰り返されました。
- やりたいことがあるならば、なんでもやらせてあげる(初回)
- これだけ譲歩しているのに、受け入れないお前の考え方はおかしい(2回目)
- オレの話だけ聞いて判断するのは良くないから、とりあえず、他の取締役に会って、話だけ聞いてこい(3回目)
- 取締役の話を聞きに行く(4回目)
- 若手の先輩社員の話も聞いてみろ(5回目)
- 若手の先輩社員の話を聞きにいく(6回目)
- どう?考え方変わった?(7回目)
→変わっていない旨を伝えると、もう少し時間あげるから、考えてみて。と言われる - これ以上続けるならば、出社拒否しますと強気の姿勢で挑み、ようやく退職GET(8回目)
・・・どうでしょうか。
とにかく面倒くさい訳です。何回面談やらせるんだよ、と(笑)
しかも、こういう段階で提案してくる甘言に、引っかかってしまってはダメです。
一度会社を退職する(=裏切る)ことを宣告していますので、その後会社に残っても、どこか疑いの目を向けられたり、待遇面で差を付けられる可能性もなくはないです。
なによりしこりは残りますからね。
そうしている間に、他の会社から内定をもらっている場合には、そちらの期限が来てしまいます。
結局のところ退職代行は必要か
ここまで読んでいただければ、結論はもうお分かりかと思いますが、退職代行は必要に応じて活用した方が良い!と個人的には思います。
明らかに退職活動が難航することが分かっている場合、職場環境が良くない場合には、積極的に活用していくことで、アナタの貴重な時間を無駄にすることなく、スッキリと退職することができるでしょう。