どうも、yusukeです。

今回はネット上を中心に広まりつつある、ロジハラという考え方について、問題点や原因などを考察をしてみました!

自分はいつも正しいことを言っているのに、周りがなかなか理解してくれない・・と感じることが多い人は特に要注意です!

ロジハラとは?

ロジック・ハラスメントの略語です。

ロジックの通った(と本人は思っている)正論で、人を追い詰めることを言います。

ロジハラという言葉が生まれた背景を少し紹介しておきたいと思います。

 

twitter上で、ある女性ユーザーがつぶやいたことが始まりでした。

悩む女性

正論ばかりの人を「ロジハラ(ロジカルハラスメント)」と呼んでます。 仕事グイグイ進めるには童話「北風と太陽」での北風のように押し付けるのでなく太陽のようにマイルドに迫る、という考えなんでしょうが全然マイルドじゃない… 肝要なのは物事がすすむ”適論(場にあった適切さ)”だと思うんです。

ここから話が広がっていき、「正論ばかり話す人はイケテナイ」といった意見や、「女は非論理的でまともな会話ができない」と言った女性蔑視のような意見までもが飛び出すことになりました。

 

モラハラは本質的に何が問題なのでしょうか?

少し考えてみたいと思います。

 

モラハラとの違い

このところ、色んなハラスメントの言葉出てくるので、訳わからなくなりますよね・・笑

似た考え方で、モラル・ハラスメント(モラハラ)を思い浮かべる人もいるかと思います。

言葉の意味の違いを少し整理しておきたいと思います。

 

モラハラとロジハラの違い

  • モラハラ:主に相手の人格否定に重きが置かれている。
  • ロジハラ:正論で相手を追い詰めてしまう。人格否定を主目的とはしていない。

この2つを単純に比較すると、よりタチが悪いのは、モラハラですね。

とはいえ、ロジハラもそれなりに問題点を含んでいます。

では続いてロジハラの問題点について考えてみたいと思います。

ロジハラの問題点

ロジハラの一番の問題は、会話をした相手が不快になる、もしくは幸せにならない、という点です。

話終わってみて、なんか楽しかったなとか、心地良かったなと感じることってありますよね。

ロジハラタイプの人は、まさにそれとは逆の感想を相手に持たれることになります。

 

そして、一見最もらしい正論を突きつけていますが、相手が納得をしていないので、全く相手のタメにはなりません。

ここがかなり重要です。相手のタメになっていないんです。

つまり、どんなに熱く正論を語っていたとしても、時間の無駄ということです。

 

モラハラの問題点

  • 相手が納得していないので、具体的な行動に結び付かない
  • 結果、まったく相手のためになっていない(ことに話し手が気づいてない)
  • 誰も幸せにならない
  • 時間の無駄

 

私自身の具体例を紹介します。

私は経営コンサルを生業にしていますので、クライアント企業に対して、経営改善の施策を複数案用意して、提案することがあります。

当然自分の中では、この案が一番クライアント企業のタメなるだろうなと考えて、その案に落とし込むために事前準備をしていくのですが、全然違う案をお客さん側が採用したいという場合があります。

 

そんな時に、

イヤイヤ、この案じゃ全然ダメですよ。なぜならAはBで、Cの観点では・・・

みたいに論理で相手を論破するようなことは絶対にしません(笑)

 

なぜか?

結局、人も企業もそうですが、相手が納得しないと何も変わらないからです。

それなので、自分が最高だと思う案をゴリ押しして、相手が何も変わらないくらいならば、自分の中の納得度は少し下がっても、相手に実際に行動をしてもらえる案を採択してもらうのがベストなのです。

ロジハラの原因

ディベート大会であれば、いかんなくご自身の弁論術を発揮すれば良いのですが(笑)

人間同士のコミュニケーションでは、いつもディベートをしている訳ではない、という理解が不足しています。

もう少し踏み込んで考えると、主に以下の2点が原因だと考えられます。

 

ロジハラの原因

  • 共感能力が低い
  • 利き手の力に応じた話ができない

まず、人間同士の会話は、論理だけでなく、感情も組み合わさった有機的なものです。

ロジハラタイプの人の場合、会話の型が論理に傾いてしまっていて、人としてのバランス感覚を失っている可能性が高いです。

 

また良い話し手は、必ず相手のレベル感に合わせた会話ができます。

これは相手の思考スピード、ある物事に対する理解度などを含みます。

 

私はプレゼンやミーティングの始めには、必ず参加者全員の理解度を確認してから話を始めるようにしています。

それによって、どのレベル感から会話を始めるのか、どんな言葉で語れば相手に理解してもらいやすいのか、色々変わってきます。

ロジック自体に罪はない

最後に・・

悩む女性

つまり、ロジックで語ってくる男って最低ってことですよね。この世からロジックとか消えてなくなった方が良いんじゃない?

そう考える人がいるかもしれないので、これだけは言っておきたいです。

ロジック自体に罪はない!

 

論理は使い方によってはとても有用な道具になりますが、使い手のレベルがイマイチな為に、イマイチな使い方しかできないと、誰も幸せにできないということです。

相手の状況や心境を考えられずにロジックをぶつけるだけならば、ロボットと変わらないですよね。。。

 

あくまでツールなので、ロジックそれ自体に善悪はないです。

ロジック自体を否定してしまうと、経営コンサルの私の職業が成立しなくなってしまうので・・・。

人を幸せにする為にロジックを使う人が増えていけば良いな・・と願ってやまない日曜の夜です。