前回の記事ではGoogle Analyticsの機能概要と導入手順について解説をしました。
この記事では具体的な実践手順について解説を行っていきます。
グーグルアナリティクスの導入がまだできていないという方は以下の記事を先に参考にされてみてください。
Google Analyticsを用いた主な解析方法としては以下の4つがあります。
- ユーザーサマリー解析
- リアルタイムアクセス解析
- 流入キーワード解析
- 記事単位での解析
一度にすべてを解説すると内容のボリュームが大きくなり過ぎてしまうので、今回はユーザーサマリー解析の実践方法に的をしぼって解説していきます。
ユーザーサマリー解析の実施手順
以下の手順に沿って、まずはユーザーサマリー画面を開いてみましょう。
以下がユーザーサマリーの概要画面になります。
初めのうちは、この画面の見かたを理解することから始めていくことになります。
ユーザーサマリー画面の用語解説
それでは1つずつ解説していきます。
サイトに訪れた訪問者数を表しています。
今回の画面の例では、7,305と表示されているので、3/24~3/30の1週間で7,305人がサイトに訪れているということが分かります。
セッション
サイトに訪問してくれている延べ人数を知るための数値となります。
リピーターの数を知る上でも重要な指標となります。
その場合、ユーザーとセッションの数値はどうなるか?
ユーザー:1
セッション:2
今回の画面の例ですと、
ユーザー:7,305
セッション:7,934
リピーター(ユーザーとセッションの差):629
また、かなりマニアックな知識としては、セッションは30分の間、アクティブなユーザーかどうかでカウントをしています。
例えば、ある読者が30分間ページを開きっぱなしで放置していて、30分後にまたページを見始めた場合には、カウントが増えるという仕組みになっています。
ページビュー数(PV数)
ページビュー数だと、言いづらいので、だいたいの人はピーブイ数と呼ぶことが多いです。
分析時に最も使用することが多い指標になります。
1セッション(一度の訪問)で複数のページを見てくれることもあるので、セッション数 < PV数 という関係になります。
ページ/セッション
1セッション(一度の訪問)で何ページ読んでもらえたのかを割合で表した指標です。
数値が高いほど、複数のページを読んでもらえており、あなたのサイトに魅力的な記事、コンテンツが多いことの証明になるので、良いということになります。
平均セッション時間
長ければ長いほど良いです。
しっかりと最後まで記事を読んでもらえているかどうかを判断する目安にもなってきます。
直帰率
1ページだけを見て、サイトから離脱してしまったユーザーの割合になります。
魅力的なコンテンツが多ければ、複数のページ、コンテンツを見てもらえるということになるので、低ければ低いほど良い。
もし直帰率が高い場合には、コンテンツ内容の改善が必要です。理想としては、30%台までもっていきたいです。
新規セッション率
他の指標と比べると、最初のうちはあまり気にしなくても良いです。
この指標は、集計期間内で、リピーターを除いたユーザーの割合がどれくらいかを表しています。
ある程度リピーターが居た方がアクセスが安定してきますので、割合は低いほど良いということになります。
今回の画面例では、3/24~3/31の数値が90%となっています。
これは3/23以前にもサイトに訪問してくれたユーザーが10%、新規でサイトに来てくれたユーザーが90%であったことを表しています。
Google Analyticsモバイル用アプリの紹介
Google Analyticsはスマホ用のアプリもリリースされています。もちろん無料で使えます!
App StoreやGoogle Playからダウンロードすることが可能です。
私の場合は、平日もランチを食べながら、気になってスマホでこっそり確認しています。(笑)
これも癖になってくると、1日10回も20回も開いてしまうようになりますが、副業でアフィリエイトを行う場合には、そんなに頻繁に確認しても何かが変わる訳ではないです。
Google Analytics中毒にならないように気を付けてくださいね(笑)
最後に
Google Analyticsのユーザーサマリ分析はいかがでしたか?
きっとGoogle Analyticsって、こんなことまで分かるのか!と驚かれたのではないかと思います。
他にもまだまだ分析方法があるので、次回以降の記事では、以下残り3つについても解説をしていきます。
- ユーザーサマリー解析(今回解説実施)
- リアルタイムアクセス解析
- 流入キーワード解析
- 記事単位での解析
それでは最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。