僕自身も実際にかなりキツイ思いをしたことがありました・・。
まだ入社したばかりの会社で、右も左も分からないという状態にも関わらず、あらゆる方向から仕事が振ってくる。。
まだ覚えたての仕事で正確な作業時間の見積もりも立てられない中、新しい仕事はどんどん増えていくという状況。(入社3日前にして退社時間は23時を超えていました・・。)
これはオカシイと思って上司に相談するも、「仕事のやり方を工夫すれば何とかなる」という昭和の根性論としか思えない返答・・・。
本気でそう思ったのを今でも覚えています。
血尿も出たし、10円ハゲもできました。。
しかも夜寝ようと思って目をつむると、自分の意志とは反して不思議と涙が流れてくる・・そんな体験もしました。。
そんな中で思ったこと。
ちょっと思った、とかそんなレベルではなく、結構マジで心の底から思いました。
自由になれるならば、オレ何でも出来る自信があると。
そんな中で出会ったのがネットのビジネスだったんです。
心の底から自由になりたいと願っていたので、パソコンを叩き続けました。
あの時のキーボードを叩く音は僕の魂のビートだった気がします(笑)
その甲斐もあってか、今では目覚ましをかけることもなく、満員電車にも乗らなくて良い生活を送れるようになり、あの時魂のビートを奏でておいて良かったと本気で思います。
私が過重労働な職場から抜け出した方法は下記の漫画の中で紹介をしています。
またここから以下では、私は経営コンサルタントとして働く中で発見した仕事量に偏りが発生する5大ケースを現実的な解決方法と一緒に、紹介していきたいと思います。
いま現在、仕事量がおかしなことになっているという場合には、ご自身がどのパターンに当てはまっているのかを考えながら読んでみてくださいね!
仕事量の偏りが発生する5大パターン
カテゴリ | パターン |
職場環境に原因があるパターン | 【パターンA】上司の管理能力不足 |
【パターンB】上司があなたの責任感の強さを利用している | |
【パターンC】他の人材が育たない | |
【パターンD】パワハラにあっている | |
あなた自身に原因があるパターン | 【パターンE】イエスマンになりすぎている |
上記のように、まず大きくは、あなた自身に原因があるのか、環境に原因があるのかでパターンが大きく分かれます。
といっても、ほとんどは環境に原因があることが多いです。
なぜならば、基本的には作業量の調整は管理職の仕事だからです。
つまり、仕事のできない上司の犠牲者になっているということですね。。
実際にはこのうちのどれか1つが当てはまるというよりは、複数が絡み合っていることもあります。
それなので、各パターンの対処法を参考にしてみてください。
【パターンA】上司の管理能力不足
作業量の調整は管理力の仕事なのですが、経験が浅かったり、能力が低い上司の場合、個々人の作業状況や作業量を正しく見極めることができません。
この場合には、まず自分の状況を正しく上司に理解させることが必要となってきます。
「自分に業務が集中していると感じていて、これ以上負荷がかかり続けている状況は耐えられません」と正直に話してみましょう。
このパターンの場合、実際に話をしてみると、上司が意外と理解していなくて、そんなに大変だったんだ!?と初めて気づくケースもあります。
上司は当然自分の状況を理解しているはず、とあなたが思っている場合には、一度試してみる価値があります。
このような上司とオサラバしたいと思った方は、私が実際に月に100万円以上稼いで上司に退職届をつきつけたこちらの話も参考にされてみてください。
【パターンB】上司があなたの責任感の強さを利用している
これは割と悪質なのですが、でもチームのリソース状況がひっ迫している場合にはよく起こります。
コイツに踏ん張れるところまで頑張ってもらおう・・と上司があなたに甘えているケースです。
もし上司の期待に応えたいと思えるならば、多少無理をするのもアリですが、
これ以上はマジで無理・・という状況になっているのならば、「これ以上は本当に無理です。」と正直に伝えることが賢明です。
上司もきっとあなたが本当に倒れてしまったら、そちらの方が困るはずなので、しっかりと伝えたほうがお互いにとってプラスになります。
まあ、本来はそんな無茶をさせている上司の方が悪いんですけどね。。。
【パターンC】他の人材が育たない
これは完全に会社と上司の失態です。
職場において必要なスキルを持つ人材を育てたり、補充していくのは管理職の仕事だからです。
とはいえ、上司に任せていたらどうにも状況が打開できない場合、あなたにできる現実的な解決策としては2つ考えられます。
部下や同僚を育てる。もちろん業務の範囲内で
可能ならば上司の許可も取ってから始めましょう。
「このままでは業務がいつまでも楽にならないので、1日の時間の15%は●●さんの教育に時間を使わせて欲しい」と交渉しておきます。
そうすれば、多少日次の作業に遅れが発生したとしても、上司にも理解してもらいやすくなります。
外部から人を補充してもらう
該当業務の経験者などを、他部署から引き抜いてきてもらったり、新規で採用をしてもらうように交渉する方法です。
実現可能性はかなり低いですが、もし実現された場合には効果がかなり大きいです。
上司もそろそろ人手が必要だと思っていたんだよね..となる場合も実際にはありますので、ダメ元で一度話をしてみるのアリです。
【パターンD】パワハラにあっている
これはできれば考えたくないケースですが、上司とのソリが合わない・・と感じている場合には可能性があります。
特に、部下がつぶれてしまっても、上司は人事評価でほとんど影響を受けないような会社の場合です。
気に入らない部下を使い捨てるように使い、早くお払い箱に入れようとするヤカラが実際に存在します。
こういった会社の場合、人事部が正しく機能していないことが多いので、そうなってくると転職する以外に手段はありません。
早くそんな会社とはオサラバすることをおすすめします。
オサラバする方法が知りたい場合には、こちらも併せて参考にされてみてください。
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【パターンE】イエスマンになりすぎている
自分のキャパを超えてまで、なんでもかんでも頼まれたことを、ハイハイと引き受けてしまうのは、状況によっては考え物です。
作業を引き受けすぎて、もし完遂できなければ、作業を引き受けなかった以上にあなたの評価は悪くなってしまいます。
アイツにお願いしても、期日通りに作業が仕上がらない、と周囲に思われてしまうからです。
コンサル業界では、こういったタイプの人を「抱え込み派」と呼び、信頼を無くしていきます。
無理な場合には、きちんと理由を伝えれば、上司もあなたが思っているほど気分を害することはないです。
「〇〇の作業がまだ時間が掛かりそうなので、こちらの作業の優先度が高ければ対応しますが、どうしますか?」と確認しましょう。
よっぽどの優先事項でなければ、上司も理解して他の人に作業を振り分けてくれるはずです。
仕事量は定期的に調整するのが当たり前
5つの原因について紹介をしてきました。
まず結論として、組織の仕事量は定期的に役割や分担を見直すのが当たり前、ということです。
管理職が、この当たり前のことができていないがために、もがき苦しむメンバーが出てきてしまうんです。
こういった管理職の下で働くことになってしまったこと自体が不運なのですが、愚痴を言っているだけでは事態は良くなりませんので、積極的に動いていく必要があります。
仕事量や役割の調整をどんどん上司に提案していくようにしていきましょう。
また、使えない上司をどうにかする方法については、こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてくださいね!
仕事を断れるかどうかはあなた自身の”心のゆとり”に左右される
なかなか見落としがちなポイントではあるのですが、上司や同僚から理不尽に振ってくる仕事を堂々と拒否することができたなら、あなたの仕事量は減りますよね。
それができないから、困ってるんじゃん・・・
と思われたかと思います。
その通りです。
ただ、私のコンサル生でこんな人が居ました。
アフィリエイトで稼げるようになって本業の収入を超えたので、
もう仕事辞めてもいいやと思って、仕事を半分くらい断るようにしたんです。
そうしたら、僕に辞められたら困ると思ったのか、謎に昇進しました(笑)
仕事って案外そんなものなんですよね・・。
選択肢が無いから、上は私たちを搾取しようとしてくる訳です。
「どうせコイツは会社辞めないし、多少無理を言っても言うことを従順に聞くだろう」
カスみたいな上司って本気でそんな風に考えています。
そんな時にあなた自身が別の選択肢を持ち合わせていたならば、あなたの取れる対応もだいぶ変わってきます。
そういう意味であなたが取るべき行動としては、以下いずれかの武器を装備しておくことです。
いつでも転職できる他の会社の選択肢を用意しておく
実際に転職をしなかったとしても、この選択肢があるのかどうかで、かなり心のゆとりが変わってきます。
しかも、本気で忙しくなってくると、もはや転職サイトを開いて登録する手間さえ、面倒くさくなってきて、本格的に社畜化していきます。。
たった5分間で登録をしてしまえば、あとは自動的に転職サイトから案件がメールで送られてくるだけなので、それを眺めているだけでも、他の選択肢を知ることができて、心にゆとりが生まれます。
そうならない前に、このサイトを閉じた後には、すぐに転職サイトにプロフィールだけでも書いて登録をしておくことをおすすめします。
仕事なんて、世の中に山のようにあるんだというのを知れると思います。
会社の給料以外の収入源を確保しておく
これは、上で紹介した私のコンサル生のパターンですね。
私の無料メルマガでも、不定期で副業で稼げる情報を流しています。
こちらも暇な時に読んで、知識を蓄えておくだけでも、将来的に全然違ってきますので、読んでおかれることをおすすめします。